○研究グループ設立趣旨
 現在、テラバイトを超える大容量メモリを目指したボリュームホログラムメモリの研究開発が活発化してきています。当研究グループは、ボリュームホログラムメモリ実現への課題を明確化しつつその解決を図るため、ボリュームホログラムメモリに取り組む材料分野およびシステム分野の研究開発者が詳細かつ専門的な議論を深められる場を提供することを目的として、2004年にTBOC(テラバイト光メモリ研究推進機構)の研究会活動として発足しました。以来、ボリュームホログラムメモリ技術研究会(講演会)を開催し、技術討論を深めるとともに、関連技術者・研究機関のコミュニケーションの緊密化に貢献することができました。また関係各位のご協力により回を追う毎に技術研究会参加希望者が増えており、次世代の大容量・超高速ストレージ技術として当分野研究開発への期待が更に高まってきております。
本技術研究会の運営を体系化・組織化することにより、さらに多くの研究者・技術者にご参加いただき様々な観点からの議論を深め、ボリュームホログラムメモリの実現に向けた効率的かつ効果的な研究開発の推進力となるべく、日本光学会(応用物理学会)の研究グループの一つとして承認され、2006年4月より再出発をしました。
当研究会組織および活動内容は以下の通り。

○名称
 ボリュームホログラフィックメモリ技術研究グループ(VHM技術研究G)

○発足
 2004年4月

○組織
 代表:  志村 努  (東京大学生産技術研究所)
 ( 日本光学会組織図研究グループ委員

○主な活動内容
・年2回の 技術研究会開催(継続開催予定)
・ワーキンググループ活動